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社会問題「きょうだい児」の姿を描くエッセイマンガ「きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど」本日発売

【きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど】
5月22日 発売
価格:1,430円

 竹書房は、エッセイマンガ「きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど」の単行本を5月22日に発売した。価格は1,430円。

 本作は、精神科訪問看護のリアルを描き、Amazonの看護学カテゴリー1位を長く獲得している「おとずれナース」の作者・のまり氏の最新作。看護師の経験をもとに、近年注目を集めつつある社会問題「きょうだい児」の姿を描き出している。

【あらすじ】

病気や障害のある兄弟姉妹がいる人のことを「きょうだい」または「きょうだい児」という。

手塚ナミは病気がちの妹がいる「きょうだい児」。

妹は幼い頃、喘息がひどく長く入院していた。

10代になると精神科に入院したり、自殺未遂したりすることもあった。

病気がちの妹のほうに親はかかりきりで、ナミは放置ぎみに育てられる。

また親はナミを自分たちと一緒に妹をずっと世話する人と考えていて、それがナミを窮屈にし、親に反発を抱くようになる。

やがて保健師になったナミは、病気の子どもを過保護に育てて子どもの自立を邪魔する親がいる現場に遭遇する。

まるで自分が育った家庭のようだった。

現に妹は成人後も同じような状況で、親に甘えて自立していない。

ナミは家族と距離をとり、自分の人生を生きることにする。

【みどころ】

「きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど」

発売日:5月22日(木)
定価:1,430円
判型:A5判

【作家情報:のまり氏】

 石川県奥能登出身。マンガ家で看護師。著書に「おとずれナース~精神科訪問看護とこころの記録~」全4巻(ぶんか社)がある。

□X(旧Twitter)

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