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コミックス新刊「被害者姫 彼女は受動的攻撃をしている」本日発売

遠回しに相手の罪悪感を刺激しダメージを与える主人公アヤ

【被害者姫 彼女は受動的攻撃をしている】

3月6日 発売

価格:1,485円

 竹書房は、コミックス新刊「被害者姫 彼女は受動的攻撃をしている」を3月6日に発売した。価格は1,485円。

 「被害者姫 彼女は受動的攻撃をしている」は、現在放送中のTBS火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」の原作者であり、精神科にまつわる作品を多数生み出してきた水谷緑氏による、恐ろしいようで誰の心の中にもある心理を描くマンガ。主人公のアヤは、気に入らないことに対し話し合いを避け、「受動的攻撃」という方法で相手にダメージを与える。

 「受動的攻撃」とは、暴力・暴言などのわかりやすい攻撃とは違い、無言や無視、ため息、わざと返事を遅らせるなどして遠回しに相手の罪悪感を刺激し攻撃する方法。

 無料WEBコミックサイト「竹書房コミックエッセイweb」では、3月7日から数話の連載が開始される。

□「竹書房コミックエッセイweb」のページ(第1・3金曜12時更新)

【「被害者姫 彼女は受動的攻撃をしている」あらすじ】

「自分の意見を主張せず、争いごとが嫌いでニコニコしている」。――そんな“いい人”のアヤ。

しかし彼女は、自分の仕事の仕方に注文をつけてくる上司・坂井が気にいらない。

能天気にモラハラ発言をしてくる夫にもいらだっている。

だが、彼女は話し合いを持つことを選ばない。周りからの自分のイメージは崩さずに、相手に罪悪感を植え付け、ダメージを与える。その方法とは――。

【担当編集者からの見どころコメント】

 暴力・暴言などのわかりやすい攻撃とは違い、無言や無視、ため息、わざと返事を遅らせるなどして遠回しに相手の罪悪感を刺激し攻撃することを「受動的攻撃」といいます。

 被害者ポジションを取り、相手を加害者に仕立ててコントロールしていくアヤは非常に恐ろしく感じますが、意外とあなたにも思い当たる人がいるかもしれません。

「被害者姫 彼女は受動的攻撃をしている」試し読み

「被害者姫 彼女は受動的攻撃をしている」

著者:水谷緑氏
発売日:3月6日(木)
定価:1,485円

内容

第1話 彼女は受動攻撃をしている
第2話 かわいそうな人でいたい
第3話 パワハラに仕立てる
第4話 被害者だと訴える者は強い
第5話 絶対させない
第6話 セックスレスは受動的攻撃
第7話  味方ができたと思ってた
第8話 会社を辞める選択
第9話 私は「いいこと」をしている
第10話 アヤと両親の関係
第11話 「受動的攻撃」とは?
第12話 親の責任からも逃げる
第13話 離婚
第14話 娘はどちらについていく?
第15話 逃げの代償
最終話 被害者姫