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「哭きの竜」、「アカギ」、そして「咲-Saki-」……麻雀マンガの歴史を紐解く「麻雀漫画50年史」5月下旬発売

【麻雀漫画50年史】

5月下旬 発売予定

価格:2,640円

 文学通信は、V林田氏による書籍「麻雀漫画50年史」を5月下旬に発売する。価格は2,640円。

 本書は阿佐田哲也氏の小説「麻雀放浪記」のヒットに代表される麻雀ブームの発生と青年漫画誌の勃興の中から生まれ始めた麻雀漫画がどのような変遷をたどってきたのか、その半世紀、50年の歴史を漫画家、原作者、編集者へのインタビューと膨大な資料から明らかにする。証言、資料が読み込まれたうえに成った本書は既存の出版史、小説史、漫画史、アニメ史、映画史とも接点は多く、麻雀漫画という辺境ジャンルからそれぞれを逆照射する力も宿している。

 構成は第1章「麻雀漫画黎明期 70年代」、第2章「麻雀漫画誌戦国時代 80年代」、第3章「竹書房麻雀漫画の黄金時代 90年代」、第4章「下り坂の専門誌と一般誌掲載作の台頭 00~10年代」、第5章「麻雀漫画のこれから 20年代」。これを骨格に、年表、用語集、コラムで全体像を捉えている。

「はじめに」より

本書で記すのは、麻雀漫画という漫画界の辺境ジャンルにも様々な人物がいて、情熱や惰性によって様々な雑誌や作品が生み出されてきたということ、ただそれだけだ。その多くは現在では忘れ去られているし、まあ正直忘れ去られても仕方がないものも少なくないのだが、記録にとどめておきたかったのである。世の中にはそういうことを積極的にやりたがる人間がいるのだと思っていただきたい。