特別企画
「ジョジョ」荒木氏による3.5mの巨大美人画!「五感で味わう、ヱビスの美人画展」内覧会レポート
2025年9月9日 19:12
- 会期:
- 9月10日~11月30日(東京)
- 9月19日~28日(大阪)
- 開館時間:
- 東京:平日12時~20時/土日祝11時~19時:定休日・火曜日(祝日の場合は翌日)
- 大阪:11時30分~21時30分(9月19日は15時~21時30分)
- 会場:
- 東京:YEBISU BREWERY TOKYO(東京都渋谷区恵比寿4-20-1)
- 大阪:KITTE大阪 サンクンガーデン
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サッポロビールは、ヱビスビール135周年を記念した特別企画の第2弾として「五感で味わう、ヱビスの美人画展」を9月10日から11月30日まで、YEBISU BREWERY TOKYOにて開催する。これに先駆けて、9月9日にメディア向け先行内覧会となる「ヱビス下期ブランドアクション発表会および「五感で味わう、ヱビスの美人画展」内覧会」が行なわれた。
特別企画第2弾「五感で味わう、ヱビスの美人画展」では、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなどでお馴染みの漫画家・荒木飛呂彦氏の手によって、今回のために新たに描き下ろされた美人画「ムーンライトロケット」「バードウォッチング」の2点が約3.5mの大きさで登場。さらに2月に開催された特別企画第1弾「美人画で巡るヱビス」でお披露目された美人画作品2点も合わせて展示している。また、美人画に入り込むことができるフォトスポットや音声で聞く解説コンテンツを展開したり数量限定ビールの販売を行なうなど、美人画という文化を多様な方法で楽しむことができるようになっている。
もちろん、今回の「五感で味わう、ヱビスの美人画展」でもTシャツやクリアファイルなど、荒木飛呂彦氏描き下ろしデザインのオリジナルグッズを販売。さらに嬉しいことに、今回は東京だけでなく大阪での本イベント開催も決定されている。それらが発表された内覧会の模様を、早速お伝えしていこう。
荒木氏描き下ろしの美人画を鑑賞しながら、氏が命名したビールを味わうことができる展示イベント
内覧会では最初に、サッポロビール マーケティング本部 ビール&RTD事業部 部長の下和田勇氏が登壇し、ヱビスブランド2025年直近の動向と振り返りを解説した。2月に発売した「ヱビスビール 荒木飛呂彦氏描き下ろしデザイン缶」はSNSなどでも大反響を得て、新規顧客率約60%を達成。さらに、月別推計販売規模(金額)でも、2月から3月にかけては120%を突破し、大きな成果を得ることができたのだという。
続いて、サッポロビール マーケティング本部 ビール&RTD事業部 ヱビスブランドグループ ヱビスブランド ブランドマネージャーの沖井尊子氏が登壇。今年2月に発売した「ヱビスビール 荒木飛呂彦氏描き下ろしデザイン缶」が大きく話題に上り、YEBIS BREWERY TOKYOで開催された「美人画で巡るヱビス」イベントも開業時に匹敵する盛り上がりを見せたことが報告された。
これを受けて、「ヱビスビール 荒木飛呂彦氏描き下ろしデザイン缶」第2弾が発売されること、前回の「美人画で巡るヱビス」に続く特別イベント「五感で味わう、ヱビスの美人画展」を、東京だけでなく大阪でも開催することがあわせて発表された。
また、今回の「五感で味わう、ヱビスの美人画展」では、オリジナルビールとして荒木飛呂彦氏が命名した「ゴールデンオデッセイ-黄金の冒険-」がYEBISU BREWERY TOKYO内限定で、数量限定販売されることもアナウンスされている。
ここで、美人画を依頼した荒木飛呂彦氏にインタビューした動画が上映された。2月に発売されたデザイン缶について聞かれると、依頼が”伝統と新しさ、革新”というテーマだったのでそのどちらも入れつつ、荒木飛呂彦に依頼したということは伝統でも古っぽい絵に見えつつも新しくないとダメだと思ったので、それを反映させたと回答。
実際に刷り上がったヱビスビールの缶を見ての感想は、アルミ缶に印刷するのは初めてで、できあがったのを見たときに「こうなるのか!」と思ったそうだ。金属感・アルミ感が出て面白いものの、制約やルールもあるため絵としては難しい。が、それも面白いと思いながら作業をしたとのことだ。
今回の美人画「ムーンライトロケット」「バードウォッチング」について、着想やこだわりを聞かれた氏は、芸術的な話と前置きしつつ受け継ぐものや伝統、革新ということを受けて、絵として時間が流れ過去になるとかではなく、その時間で止まっていてほしいと思ったとコメント。「ムーンライトロケット」は場所は砂漠かもしれないし月面かもしれない、でも永遠の時の流れの中に女性がいるという絵を目指したそうだ。「バードウォッチング」も、アウトドアのどこの世界なんだろうという空気感で描き、自然にいるような、家の中から外を見ているような、ちょっと不思議な絵を目指したそう。
オリジナルビールである「ゴールデンオデッセイ-黄金の冒険-」の命名については、前回のオリジナルビール「受け継ぐもの」が漢字だったので、今回は英語にした、とサラリと回答。更に、“オデッセイ”は神話の旅の叙事詩という意味で、「ジョジョ」とはあまり関係はないもののそのイメージ。そして“ゴールデン”はビールの色ということで、「ゴールデンオデッセイ」でもうヱビスビールの新商品名なんじゃないか、ということから考案したそうだ。
最後に今後に挑戦したいことを聞かれると、アルミ缶に印刷するのが新鮮だったので、コミックスや週刊誌の紙ではないものを作ったり、大きい絵を描くのが挑戦かな、と回答してインタビューを締めた。
今回開催される「五感で味わう、ヱビスの美人画展」は、東京会場と大阪会場では入場やオリジナルグッズの購入方法が異なる。東京会場は、入場の事前予約は不要なものの、オリジナルグッズ購入のためには購入希望日の14日前からWEB予約で整理券を確保しておく必要がある。
大阪会場の場合は、入場するためには基本的には入場整理券が必要となる(状況次第では、整理券なしで入場が可能になることもある)ほか、オリジナルグッズを購入したい場合は入場整理券が必須。入場整理券なしで入場が可能となったとしても、グッズの購入はできないので注意してほしい。
会場へ訪れる際には、「ヱビス×荒木飛呂彦氏コラボレーション企画第2弾特設サイト」にて確認しておこう。
グッズに関しては会場で販売されるだけでなく、上記の特設サイト限定販売商品も用意されている。また、「ヱビス 荒木飛呂彦描き下ろしデザイン サコッシュ」と「ヱビス 荒木飛呂彦描き下ろしデザイン 6オンスグラス」はYEBISU BREWERY TOKYO限定商品となる。
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社