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”進めよ、夜明けの叫びたち”読切作品「遠吠えと相槌」がよすみで公開

【遠吠えと相槌】
7月26日 公開

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 ソラジマは7月26日、楼チアキ氏による読切マンガ「遠吠えと相槌」をよすみにて公開した。

 本作の主人公は出版社に務める会社員・物部ユカリ。ユカリは30歳の誕生日を間近に控えた20代最後の30分を電車内で寝過ごす。終着駅にて帰りの終電もなしという散々な状況で、ガラの悪そうな謎の女に突然声をかけられるが……。

 □よすみ「遠吠えと相槌」のページ

【遠吠えと相槌】

20代最後の30分を耐えきれぬ眠気によって寝過ごした上に終電を逃し、挙句の果てにはいつの間にか知らない街で朝を迎えることになってしまった、しがない会社員・物部ユカリ。
過労と絶望の中、何もない道を歩き始めると、電話口で怒鳴る女と遭遇してしまい……?

忙しない現実を生き抜く中で、いつの間にかフェードアウトしてしまった夢。
自分の中で擦り切れてしまった才能と理想に焦燥感を覚えながらも、走りつづなければいけない人生。
交わることのなかったふたりが一夜限り、苦しみを割くよう遠吠えと、さざなみのような相槌を、静かに、力強く、夜明けの街に響き渡らせる。

【第1話(一部抜粋)】