「怪獣8号」アニメ化までもうすぐ！ “春アニメ”で見逃せないマンガ7作を紹介

　2024年1月より放送がスタートした冬アニメ。2クール連続で放送された「葬送のフリーレン」第2クールがついに終了したほか、市川と山田の恋愛を描く「僕の心のヤバイやつ」第2期が放送。さらに、「青の祓魔師」7年ぶり新シリーズや、ゆるい展開も魅力のギャグマンガ 「姫様“拷問”の時間です」の初のアニメ化など多くの作品が放送された。

　そんな冬アニメとの別れを惜しむつかのまの寂しさが終わると、満開の桜とともに春アニメがやってくる。

　今年の春も、地上波、ネットオリジナルと総勢80本近いアニメが放送、配信される。「鬼滅の刃」は刀鍛冶の里編に続くエピソードの柱稽古編が約1年ぶりに放送開始。「僕のヒーローアカデミア」は第7期に突入するほか、「黒執事」は寄宿学校編がスタートする。そのほか、初のアニメ化作品としては2014年より連載されている「ザ・ファブル」、「少年ジャンプ+」で連載中のバトルマンガ「怪獣8号」など多くの期待作が揃っている。

　今回はマンガ原作のタイトルのうち、MANGA Watch編集部が注目している7タイトルを原作と共に紹介したい。もしまだ原作を読んだことがないなら、ぜひ予習復習して楽しんで欲しい。

怪獣8号

　圧倒的迫力と緊張感あるバトルシーンが読者を沸かせる「怪獣8号」は、この春1番の期待作。スピード感あるバトルや巨大怪獣との闘いがどのようにアニメで描かれるのか、期待を膨らませずにはいられない。

□TVアニメ「怪獣8号」公式サイト

鬼滅の刃

　累計発行部数1億5,000万部を超える吾峠呼世晴氏の大ヒットマンガ。この春から放送される「鬼滅の刃 柱稽古編」は原作では第15巻と16巻に収録された内容となる。最終決戦に向けた最後の訓練風景であり、この後はいよいよ鬼舞辻無惨や上弦の鬼たちとの最終決戦へと続いていく。

□TVアニメ「鬼滅の刃　柱稽古編」公式サイト

黒執事

　この春からTVアニメ「黒執事 -寄宿学校編-」で久しぶりにTVアニメが放送される「黒執事」。枢やな氏の原作マンガはスクウェア・エニックスの「月刊Gファンタジー」で連載中で、現在は33巻まで刊行されている。「寄宿学校編」は原作では14巻から18巻にかけて描かれる、名門寄宿学校ウェストン校を舞台とする物語。ダークで妖艶な雰囲気とはじけたギャグのギャップが楽しい。

□TVアニメ「黒執事 -寄宿学校編-」公式サイト

□「黒執事」第1話を読む

喧嘩独学

　「喧嘩独学」は、原作と絵コンテがT.Jin氏、作画を金正賢氏が担当しているLINEマンガのウェブトゥーン。親が病気で頼る相手もなくバイトに明け暮れる志村は、クラスでもスクールカースト最底辺のいじめられっ子。そんな志村が相棒となったカネゴンとともに、不良に喧嘩を売るコンテンツの配信主としてのし上がっていく。普段は負け犬思考の志村が、ここ一番で見せる根性にスカッとさせられる。

□TVアニメ「喧嘩独学」公式サイト

□「喧嘩独学」第1話を読む

ザ・ファブル

　2014年から2019年まで「週刊ヤングマガジン」に連載された南勝久氏によるマンガ。趣味もなくただ殺すことしか取り柄がない、風変わりな殺しの天才「ファブル」。一見ぼーっとしているが、その行動は常にプロ。トラブルを起こしたくないのに、トラブルに巻き込まれ、天才的な技術で事件を解決していくファブルの活躍は、一度読み始めると次から次へと読みたくなる面白さだ。第2部「ザ・ファブル The second contact」も完結している。

□TVアニメ「ザ・ファブル」公式サイト

□「ザ・ファブル」第1話を読む

じいさんばあさん若返る

　「じいさんばあさん若返る」は新挑限氏によるマンガ。当初はSNSに投稿されたもので、その後ネットマンガ、紙媒体への連載も開始された。コミックスは現在7巻まで刊行されている。

　シワシワのじいさんとばあさんが、いきなり若いころのイケメンと美女に戻ってしまう。おしどり夫婦の正蔵さんとイネさんのほっこりした日常が楽しい。

□TVアニメ「じいさんばあさん若返る」公式サイト

□「じいさんばあさん若返る」第1話を読む

僕のヒーローアカデミア

　「僕のヒーローアカデミア」は、堀越耕平氏が集英社の「週刊少年ジャンプ」に連載中の大人気マンガ。個性という特殊能力を持つヒーローたちの活躍と戦いを描く物語が展開される作品で、この春にはアニメ第7期が放送される。マンガは現在既刊39巻で物語終盤に突入しており、4月4日には40巻が発売される。TVアニメでは、コミックスの34巻からの戦いが描かれる。

□TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」公式サイト