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「りゅうおうのおしごと!」最終20巻の表紙イラストが公開。「1巻の表紙と見比べていただけたら」

【「りゅうおうのおしごと」20巻】
7月15日頃 発売予定
価格:1,012円
20巻の表紙イラスト

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 小説「りゅうおうのおしごと!」を手掛ける白鳥士郎氏は6月13日、7月15日ごろ発売予定となる同作20巻の表紙イラストを公開した。

 本作は白鳥士郎氏(著)としらび氏(イラスト)による本格将棋コメディ小説。本編完結を迎える20巻の表紙には雛鶴あいと空銀子、そして2人の背後で後ろを向いて座り、扇子を掲げる九頭竜八一の姿が描かれている。また、白鳥氏は表紙の公開にあたり、「ぜひ、1巻の表紙と見比べていただけたら」とコメントしている。

1巻の表紙イラスト
遂に開かれた臨時棋士総会。あいはプロ編入試験の制度化を訴える。

だが、その席に九頭竜八一の姿はなかった。
竜王戦開幕局のために海外へ向かったのだ。
代わりに姿を見せたのは、休場していた《浪速の白雪姫》空銀子。
史上初の女性プロ棋士である銀子は、総会でこう言い放った。
「私が不甲斐ないからこの小童を増長させました。責任を取ってぶち殺します」
あいと銀子の戦いは将棋界を文字通り二つに割る。
奨励会で激しく戦った者たちが銀子のもとへ集えば、あいのところにもかつてのライバルや親友が再集結。
その中には、海外へ旅立った、あいの初めての棋友の姿もあった。
「JS研のフルメンが揃ったら絶対負けないって! ね? あいちゃん」
そして空前絶後の新戦法を引っ提げて八一に挑むのは、捌きを極めし孤高の男。
「始めようか? 振り飛車と居飛車の最終戦争を」

あいはプロになれるのか?
最強の挑戦者を前に、八一は竜王を防衛できるのか?
宙に浮いた銀子と八一の婚約指輪の行方は?
桂香が出版したラノベの売れ行きは?
居飛車と振り飛車、将棋の二大戦法はどちらが優れているのか?

全ての戦いに終局が訪れる20巻、予約開始!