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「天女様がかえらない」コミックス第1巻が6月18日に発売! 毒母が帰ってきたところから始まる“家族”の物語
2025年6月16日 16:12
- 【「天女様がかえらない」コミックス1巻】
- 6月18日発売
- 価格:770円
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小学館は、マンガ「天女様がかえらない」のコミックス第1巻を6月18日に発売する。価格は770円。
本作は、TVドラマ化もされた「泥濘の食卓」の伊奈子氏による作品で、記憶喪失になった毒母が帰ってきたところから始まる“家族”の物語が描かれる。
コミックスの帯には、“家族”を描いたマンガ「血の轍」「瞬きの音」の著者である押見修造氏のコメントが掲載。また、押見氏と伊奈子氏による対談も実施され、対談記事が「マンガワン」及び「ビッコミ」にて掲載されている。
円妙照茉莉(えんみょう・てまり)は、地元のレストランの厨房で働きながら、父と姉、妹と4人で暮らしている。独立して店を持つ夢はあるけれど、10年前の母の失踪以来、精神的に不安定な父と、老朽化した家を自分が支えねばと奮闘する日々。多額の死亡保険金を遺した母、私たち姉妹を恐怖で支配していた母…照茉莉がそんな母の呪縛を断ち切ろうと決意したとき、驚くべきことが起きる。――記憶を失くした母が、帰ってきた。
家族は演劇のようなものかもしれない。それぞれの役割を演じ続けなければいけない。
役と自分が乖離したとき、降りられない演劇は呪いになる。
伊奈子さんはその悲しい演劇を、誰にも描けない「ヘン」な手つきで鮮やかに浮かび上がらせる。
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