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世界から文字が消えていく……実験小説「残像に口紅を」のコミカライズが本日発売

累計50万部を超えた筒井康隆氏の小説がマンガに

【「残像に口紅を」】

1月28日 発売

価格:1,320円

 KADOKAWAは、マンガ「残像に口紅を」を1月28日に発売する。価格は1,320円。

 本作は1995年に刊行された筒井康隆氏の実験小説をコミカライズしたもの。原作はTikTokなどのSNSでも度々話題を呼び、累計発行部数は約50万部を記録している。

 世界から1つずつ文字が消えると共に、言葉で表現できなくなったものが消滅していくという設定で、現実と虚構が溶け合った世界が描かれる。

 また、解説は国語辞典編纂者の飯間浩明氏が担当している。

【「残像に口紅を」あらすじ】

原作約50万部! 実験的な名小説をまさかのコミカライズ!
世界から一つずつ文字が消えていく。文字が消えれば、言葉が消える。
言葉で表現できないものは、この世から消える。
――いったいどれだけのものを消滅から守れるだろう。

ある日突然、物語の主人公として虚構の世界を生きることになった小説家・佐治勝夫。
現実と虚構が徐々に溶け合っていく中で、佐治はなにを思うのか?