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世界から文字が消えていく……実験小説「残像に口紅を」のコミカライズが本日発売
累計50万部を超えた筒井康隆氏の小説がマンガに
2025年1月28日 00:00
- 【「残像に口紅を」】
- 1月28日 発売
- 価格:1,320円
KADOKAWAは、マンガ「残像に口紅を」を1月28日に発売する。価格は1,320円。
本作は1995年に刊行された筒井康隆氏の実験小説をコミカライズしたもの。原作はTikTokなどのSNSでも度々話題を呼び、累計発行部数は約50万部を記録している。
世界から1つずつ文字が消えると共に、言葉で表現できなくなったものが消滅していくという設定で、現実と虚構が溶け合った世界が描かれる。
また、解説は国語辞典編纂者の飯間浩明氏が担当している。
寺田浩晃さんのコミカライズ版『残像に口紅を』(筒井康隆原作)が1月28日にKADOKAWAから刊行されます。私はその解説を担当しました。小説の中から文字がひとつずつ消えていくという実験作品に、寺田さんが真正面から取り組んでいます。解説も腕によりをかけたつもりです。pic.twitter.com/9vVvLMBtuL
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki)December 16, 2024
『残像に口紅を』文字が消えるルール🔑
— KADOKAWA Masterpiece Comics (@kadokawa_kmc)January 27, 2025
ルール1:消えた文字が含まれる言葉は使えない
世界から「か」を引けば…カドカワが消える!?👀
詳しくはコチラから…👓✨️https://t.co/Rn54CdQq9Npic.twitter.com/rVYbbdm7Ij
原作約50万部! 実験的な名小説をまさかのコミカライズ!
世界から一つずつ文字が消えていく。文字が消えれば、言葉が消える。
言葉で表現できないものは、この世から消える。
――いったいどれだけのものを消滅から守れるだろう。
ある日突然、物語の主人公として虚構の世界を生きることになった小説家・佐治勝夫。
現実と虚構が徐々に溶け合っていく中で、佐治はなにを思うのか?
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※画像は実物とは異なる場合があります。