特別企画

「筋肉軍記」原作者vs書泉グランデ名物書店員の甲冑バトル!? 特設コーナー設置を賭け

筋肉モリモリ女子がタイムスリップする戦国活劇第1巻、本日発売!

【筋肉軍記 信長のトレーナー】

1月29日 発売

価格:858円

「筋肉軍記 信長のトレーナー」単行本第1巻

 竹書房が運営するWEBコミックサイト「ガンマぷらす」 で連載中のマンガ「筋肉軍記 信長のトレーナー」の単行本第1巻が、本日1月29日に発売された。

 本作は原作・赤信号わたる氏&漫画・黄羽アンネ氏による作品で、フィジカルの化物であり、スポーツ全般を極めたと評される筋野肉子(すじのにくこ)を主役としたタイムスリップ戦国活劇。ジム帰り、バイクに轢かれそうになった親子を(バイクを素手で止めて)助けた肉子だったが、気を抜いた瞬間にトラックにはねられたことをきっかけとして、どういう訳か織田信長が天下布武を果たす前の時代にタイムスリップしてしまい……という切り口だ。

 単行本の発売当日には、原作者の赤信号わたる氏が本作の内容にちなんで武者甲冑を着込み、PRのため竹書房や東京・秋葉原の書泉ブックタワーを訪問するという取り組みが行われた。この記事では、その一環で赤信号わたる氏が神保町の書泉グランデに“討ち入り”した際の模様をお届けする。

寒空の下、特設コーナーの充足を賭けた“筋肉3番勝負”でアツい火花を散らす!

 書泉ブックタワーでのPRを成功させた赤信号わたる氏は、次なる標的である書泉グランデへ意気揚々と進軍。1階フロアには「筋肉軍記 信長のトレーナー」の特設コーナーが用意されていたものの、陳列がなにやらさみしげな様子……。

 この棚を守護するように、中世ヨーロッパの騎士文化に造詣が深いことで知られる書泉グランデの名物書店員・大内学氏(と何故かもうひとり)が赤信号わたる氏を阻んだ。記念すべき第1巻の発売ということもあり、赤信号わたる氏としてはもう少しコーナーを賑やかにしてほしいところ。持参した直筆色紙をコーナーに置いてもらえるよう、“筋肉3番勝負”を挑むことに!

【書泉グランデに討ち入る赤信号わたる氏】

 寒空の下対決するのは、赤信号わたる氏と大内学氏配下の騎士。「利き手握力対決」、「スクワット対決」、「プランク対決」という3本勝負で雌雄を決する流れだ。「利き手握力対決」は54㎏を記録した赤信号わたる氏に対し、63.6㎏を叩き出した騎士が勝利。続く「スクワット対決」では互いに60回をこなしたところで勝負がつく気配がなく、引き分け。「プランク対決」ではちょうど2分が経ったタイミングで騎士が先に膝をつき、赤信号わたる氏の勝利。1勝1敗1分けとなり、決着をつけるべく勝負は“戦国(筋肉)クイズ”へともつれ込んだ。

【甲冑騎士の筋肉3本勝負!】

決着をつけるため、勝負は“戦国(筋肉)クイズ”へ……!

 クイズは先ほどの騎士に代わり、大内学氏が参戦。3問出題されるクイズに対し、より多く正解した方が勝利となる。1問目の「筋トレのBIG3と呼ばれる種目のうち、デッドリフト、ベンチプレス、あとひとつは何?」という問題では、プライベートでも筋トレに勤しむ赤信号わたる氏が正解の「スクワット」を導き出した。

【“戦国(筋肉)クイズ”開戦】
正解は「スクワット」!赤信号わたる氏がまず1勝

 2問目は作品の内容にちなみ、室町時代(南北朝~戦国時代)が続いた年数が焦点に。正解の約240年に対し、200年とより近い数字を回答した大内学氏に軍配が上がった。最後の「室町時代後期に登場した、革新的で華やかな日本製の甲冑は?」という問題には、両名とも「当世具足」と回答して正解。またしても引き分けという結果になったが、勝負を通じて絆が生まれた様子だった。

「室町時代が続いた年数」は約240年。より近い数字を回答した大内氏が1勝
「当世具足」は2人とも正解!絆が生まれ始めている

 勝負の甲斐あって、書泉グランデの特設コーナーには複製原画や筋トレに関する著書、赤信号わたる氏が直筆サインを書き込んだ色紙も展示され、先ほどとは打って変わって賑やかな雰囲気に。すっかり意気投合した様子の3人は、仲も良さげに神保町の街へと溶けていった……。

勝負の甲斐あって特設コーナーは大幅パワーアップ。単行本はもとより、その場で書いた直筆サイン色紙や複製原画などが飾られた
神保町の街に去っていく3人。すごい絵面である