ニュース

セミフィクションコミック「障がい者専門風俗嬢のわたし」が2月19日発売。タブー視された「障がい者の性」に向き合う作品

【障がい者専門風俗嬢のわたし】

2月19日発売予定

価格

書籍版:1,485円

電子版:1,320円

 KADOKAWAはマンガ「障がい者専門風俗嬢のわたし」を2月19日に発売する。価格は書籍版が1,485円、電子版が1,320円。

 本作は「娘がいじめをしていました」「タワマンに住んで後悔してる」などで知られる「シリーズ立ち行かないわたしたち」の作品。YouTube番組にも出演し、一般社団法人「輝き製作所」の代表も務める、現役風俗嬢の小西理恵氏が原案を、マンガ「虐待父がようやく死んだ」、「女性の死に方」などセンセーショナルな作品を描いてきた、あらいぴろよ氏が漫画をそれぞれ担当する。

 本作はセミフィクションとなっており、タブー視された「障がい者の性」と、それに向き合う人たちの物語が描かれる。

【あらすじ】

デリヘルで学費を稼ぎ、念願の看護師になった主人公つくしは、ある動画配信で「障がい者専門の風俗嬢」の存在を知る。そこで語られていたのは、あることがないことにされタブー視される「障がい者の性」の実態だった。自分の体験とも重なり奮起した主人公は、その世界に飛び込むことを決めるが――。知的障がいの弟を持つ姉からの相談、ヘルパーによる介護が必要な20代男性、メンタル不調で治療中の女性……つくしは、先輩のしずくに支えられながら利用者と向き合っていく。ところがある日、元同僚からつくしの仕事は偽善にすぎないと一蹴されてしまう。動揺するつくしは、何も言い返せなかった。一方、障がい者専門風俗嬢を志すに至るまで特別な家庭環境で育ってきたしずく。2人は、また新たな困難に直面することとなる――。