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「亜人」桜井氏、「(MOBA)初心者の気持ちを汲まないおじさん」のイラストを投稿。佐藤が初心者を切る

1月17日 投稿

 「亜人」や「THE POOL」などを手掛ける漫画家の桜井画門氏は1月17日、「初心者の気持ちを汲まないおじさん」のイラストを自身のXにて投稿した。

 投稿されたのは”おじさん”こと「亜人」に登場する佐藤が、「何で君はそんなにジャングラーをやりたがるんだい?」というセリフとともに描かれているイラスト。「ジャングラー」は「Laegue of Legends(以下、LoL)」などMOBA系のゲームタイトルで使用される用語で、ゲーム内において遊軍のような立ち回りを求められる役割を指す。この役は一般的にある程度のゲームの知識と操作スキルが要求されるため基本的には初心者には勧められないロールであり、佐藤は「とりあえずやってみたい」と思うであろう初心者の気持ちを汲まず、これに疑問を投げかけているシーンとなっている。

 加えてMOBA系タイトルはアイテムなどの紹介文に長文で意味ありげな表現が使われる事が多いが、それを佐藤が「それはフレーバーテキストだから関係ないよ」とバッサリ切り捨てるセリフのバージョン、さらに沢山のキャラクターが登場し、パッと見ではその攻撃が物理なのか魔法なのかわかりにくい側面もあることに対して「あのキャラはフィジカルっぽいけどマジカルだよ」とこれまたドライに言い放つバージョンも投稿されている。

 今回のイラストはMOBA系タイトルの筆頭であり、「ジャングラー」という語が浸透している「LoL」の話かと思われたが、桜井氏によれば特に「LoL」のつもりで描いたわけではなかったとのこと。今回の反応を見て、「MOBA=ロルというイメージが浸透」していることに気づいたという。なお、桜井氏はMOBAタイトルを6~7本ほどプレイしており、最も好きな作品は「SMITE」だという。

【初心者の気持ちを汲まないおじさん】