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世界の名作SF・ミステリーをコミカライズ!新コミックサイト「ハヤコミ」が7月23日よりスタート!

「そして誰もいなくなった」、「ソラリス」、「同志少女よ、敵を撃て」などのコミカライズを連載

7月23日 公開

 早川書房は、世界の名作SFやミステリーをコミカライズなどを連載するコミックサイト「ハヤコミ」を公開する。公開日は7月23日。

 「ハヤコミ」は、アガサ・クリスティー原作の「そして誰もいなくなった」やスタニスワフ・レム原作の「ソラリス」、逢坂冬馬氏原作の「同志少女よ、敵を撃て」のコミカライズの連載のほか、オリジナルコミックも発表予定。

 さらに、世界の名作を読みたい読者と世界へ漫画を発信したい描き手の発信の場として、海外にも展開される。

【ラインナップ】

【「そして誰もいなくなった」原作:アガサ・クリスティー/漫画:二階堂彩氏】
【「そして誰もいなくなった」】

その孤島に招き寄せられたのは、互いに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、正体不明の招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人また一人と殺されてゆく。アガサ・クリスティー作品の表紙イラストを担当してきた二階堂氏が描き出す、サスペンスフルな孤島ミステリ!

【「ソラリス」原作:スタニスワフ・レム/漫画:森泉岳氏】
【「ソラリス」】

惑星ソラリス――この静謐なる星は……不可解な謎に満ちていた。解明のためにステーションに派遣された心理学者のケルヴィンは、変わり果てた研究員たちを目にする。彼らにいったい何が起きたのか……? 知の巨人が世界に問いかけたSF史上に残る名作をコミカライズ!

【「同志少女よ、敵を撃て」原作:逢坂冬馬氏/漫画:鎌谷悠希氏/監修:速水螺旋人氏】
【「同志少女よ、敵を撃て」】

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として崩壊した。急襲したドイツ軍により、村人たちそして母親が惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。母たちを奪った敵を倒すため、セラフィマは仲間たちとともに一流の狙撃兵になるべく訓練を重ねてゆく――敵を討つ、その想いに燃える少女たちの果てしない闘いの行方。

 そのほかラインナップとして、アガサ・クリスティーの名探偵ポアロ・シリーズ「転生令嬢と数奇な人生を」(原作:かみはら氏/漫画: しろ46氏)、キアヌ・リーブス原作コミック「BRZRKR」、そしてカズオ・イシグロ氏の作品などが公開予定。

 また、公開時には再編集をしたアイザック・アシモフ原作「銀河帝国興亡史」シリーズ(漫画:久間月慧太郎氏)や宮崎夏次系氏の作品が一挙掲載される。さらに高橋葉介氏の作品などの一挙掲載も予定されている。

 □「ハヤコミ」の公式サイト