特別企画
参考価格2,930万円!「キャプ翼」大空翼の等身大黄金像「金箔 CAPTAIN TSUBASA」が除幕式でその姿を現わす
作者の高橋氏と元サッカー日本代表・福西氏が黄金像を前に語る「キャプ翼」
2024年11月27日 20:20
- 【大黄金展】
- 会期:11月27日~12月1日
- 開催時間:午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時閉場
- 場所:日本橋三越本店 本館7階 催物会場
- 入場:無料
金製品の製造・販売や貴金属の買取業務を行なうSGCは、金製品が一堂に会する展示即売会「大黄金展」を11月27日より12月1日にかけて日本橋三越にて開催する。
その初日にあたる本日11月27日には、「キャプテン翼」の主人公である大空翼をモデルにした等身大の黄金像「金箔CAPTAIN TSUBASA」の除幕式、及び純金製の大空翼像のお披露目が行なわれた。
今や国民的サッカーマンガとしての地位を確立した「キャプテン翼」は、1981年に集英社から発売された「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタート。日本のサッカー少年たちに多大な影響を与え、そのシリーズ発行部数は国内だけでも9,000万部を超える。
除幕式にはその「キャプテン翼」の作者である高橋陽一氏と、元サッカー日本代表の福西崇史氏がゲストとして登壇。「キャプテン翼」や黄金像に関してのトークセッションが催された。
キャプテン翼の等身大金箔像「金箔CAPTAIN TSUBASA」&純金像が登場!
除幕式では「大黄金展」主催のSGC代表取締役会長・土屋豊氏や会場となった日本橋三越本店の店長・丸井良太氏などがコメントを述べた後、ゲストとして高橋陽一氏が登壇。「金箔CAPTAIN TSUBASA」の除幕式が執り行なわれた。
幕が取り払われ、その姿を現わした「金箔CAPTAIN TSUBASA」は金箔800枚を使用した大空翼の等身大黄金像。参考価格は2,830万円の代物であり、こちらは大黄金展にて販売される商品となる。
続いて披露されたのは、高橋陽一氏完全監修の元で制作された、純金およそ80グラムを使用して制作された純金の大空翼像。高さが約10cm、幅が約11cmで、販売予定価格が396万円と発表されると、会場からはため息にも似た吐息が漏れ聞こえていた。
現実世界とマンガ、どちらが先にワールドカップで優勝するか!?
この後、福西崇史氏が壇上に招かれ、高橋氏とのトークセッションがスタートした。福西氏は1995年にジュビロ磐田入りし、戦力の中核をなすボランチのポジションで活躍後、日本代表として2002年日韓W杯、2006年ドイツW杯に出場。その後はFC東京や東京ヴェルディでプレイし、2009年に現役を引退してサッカー普及のための活動を続けている。
トークセッションで最初に話題になったのは「金箔CAPTAIN TSUBASA」。高橋氏が「思ったよりも輝いているなという感じですね」とコメントすると、福西氏は「本当に細かいところまで作られていますね」と、その仕事ぶりを絶賛。さらに「僕ら『キャプテン翼』の世代としては、嬉しいものがあります。幼少の頃から見てきた『キャプテン翼』が純金になるわけですから、こんなことがあるんだと驚きました」と語った福西氏は、続けて「これまでこういう話はなかったんですか?」と高橋氏に質問。
すると「多分、初めてですね」との回答に続いて「翼くんと岬くんのコンビはゴールデンコンビと呼ばれているわけで、金とはご縁があります。来年は、ぜひとも岬くんと翼くんの像を造っていただければと」とコメントした。これを聞いて、元サッカー少年だったという主催者の会長は「やりましょう!」と相当に乗り気な様子を見せていた。また、ここでは純金像を購入した先着10名に高橋氏のサインが入ったユニフォームがプレゼントされることもアナウンスされた。
純金像は「金箔CAPTAIN TSUBASA」と同じく、大空翼が12歳の頃をイメージしたものとのことで、「まさに最初の『キャプテン翼』を描き始めた頃の翼くんを思い描いたものだと思います」と高橋氏。それを受けて福西氏も「像の履いているパンツが短いのも、時代ですね」と続けた。この頃の高橋氏は「日本サッカーがもっと発展して欲しい、ワールドカップにいって欲しいと思いながら描いていました。僕がサッカー好きになったきっかけがワールドカップだったので、翼くんの夢も日本をワールドカップで優勝させるのが最終的な目的と設定して、最初からそこを目指すように描いていました」とのこと。
実際「キャプテン翼」の影響というのは非常に大きく、福西氏は「僕もそうですが、僕らの世代の選手は『キャプテン翼』を見てサッカーを好きになり、練習して翼くんのようになりたいと思って頑張った。『キャプテン翼』の影響は、サッカー界にとって大きなものです」と昔を思い返しながらコメント。すると高橋氏も「自分なりのサッカー観がサッカーの国の子供たちに通じたのは凄く嬉しかったですし、海外の選手たちが子供の頃、アニメを見て育ったと言ってくれるのは、最初の頃は全然考えもしなかったことですね」とした。
そんな「キャプテン翼」をどこまで続けたいかという質問に、高橋氏は「最終的には翼くんの最終的な目標、日本がワールドカップで優勝するところまでは描きたいなと思っていますが、現実世界とマンガ、どちらが先になるかが楽しみです」と回答。福西氏は「マンガより先に日本が優勝するようになって欲しいですね。はよせいよと(笑)」とコメントした。
最後は高橋氏が「純金のキャプテン翼像は、皆さんに購入してもらえたら嬉しいと思います。今年の夏はここで僕の原画展も開いていただいたのですが、同じ会場で黄金展が開かれるということで、購入されない方もぜひ会場まで来ていただいて、ちょっとでも翼くんの像だったりを見てくれると嬉しいなと思います。実際、生で見てみると(写真とは)輝きが全然違うなと思いますので」と述べ、福西氏も「金は色褪せないということもありますし、今後も光り輝いてもらえたらと思います」とトークセッションを締めくくった。