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ヒット作の原点を紐解くインタビュー企画「THE 0 to 1」が開始!第1回は「アイシールド21」

稲垣理一郎氏&村田雄介氏が初期構想等を語る

【「THE 0 to 1」第1回「アイシールド21」】
7月23日 公開

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 集英社とLink-U Technologiesが共同運営する総合電子書店「ゼブラック」にて、特別インタビュー企画「THE 0 to 1(ザ ゼロ トゥ ワン)」が7月23日より開始した。

 「THE 0 to 1」は歴代ヒット作の誕生秘話を作者に直接インタビューする特別企画。インタビュー記事は各作品の連載第1話が掲載されたコミック誌の発売日に公開される。

 本企画の第1回には、2002年7月23日に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートした「アイシールド21」が登場。本作で原作を担当した稲垣理一郎氏と、作画を担当した村田雄介氏が初期構想やキャラクターデザイン、マンガ哲学等を語る。

 また、「ゼブラック」では第1回の公開を記念したキャンペーンを実施している。7月23日から8月19日の期間、「アイシールド21」の1巻から5巻までの無料公開や、全巻の割引キャンペーン等が行なわれる。

□「THE 0 to 1」特設サイト
□稲垣理一郎のインタビューページ
□村田雄介のインタビューページ

【インタビュー記事の一部抜粋 】

「(セナを)ポジティブにしすぎると結局、成長譚ではなくなってしまう。セナは何を成長するのか、と考えた時に、『庇護される存在』という新たな属性がついた。…そこで(姉崎)まもりを母親、ヒル魔を父親と見立てて、母の庇護から離れて、最後に父親を超えていくセナの成長、というのを物語のひとつの筋にしました」(稲垣理一郎先生 / 原作担当)

「全身を含めて、見た時のシルエットが大事だというのは意識していました。そのキャラクターの性格や作品内の立ち位置まで、そのシルエットですべて分かるのが理想だと。…主人公のセナのキャラクターデザインは読切後、連載に入る段階で何度かデザインを提出して打ち合わせた記憶があります。最終的に二本角にしたのは、シルエットを重視した考えもあった」(村田雄介先生 / 作画担当)