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楳図かずお氏が最期に企画・監修したコミックス「ゾク こわい本」シリーズが5月23日より発売中

【ゾク こわい本1 赤んぼ少女】
【ゾク こわい本2 奇跡】
5月23日 発売
価格:各1,100円

 KADOKAWAは、楳図かずお氏が生前最後に企画・監修した「ゾク こわい本1 赤んぼ少女」、「ゾク こわい本2 奇跡」を5月23日に発売した。価格は各1,100円。

 本シリーズは楳図かずお氏が生前に企画・監修、中野晴行氏による巻末解題に加え、特別企画・UMEZZ写真館として青年時代のレアでチャーミングなお写真、UMEZZアートギャラリーとして単行本未収録の扉絵を収録。

 装丁は、「こわい本」シリーズに引き続き、吉田ユニ氏が手掛けている。また、今後の続刊も展開を予定している。

ゾク こわい本1 赤んぼ少女

5月23日 発売
価格:1,100円
□「ゾク こわい本1 赤んぼ少女」のページ

【「ゾク こわい本1 赤んぼ少女」あらすじ】

ある夫妻が暮らす洋館の天井裏でひっそりと暮らし、隠された存在であったタマミ。そんな中、施設から引き取られた実の娘がやってきた。幸せそうで無邪気な美少女に、タマミは容赦なく襲いかかる――復讐と嫉妬に駆られたタマミが哀切な表題作。

戦国時代、視力を失った残虐な姫の"影"として生きることになった村娘、志乃。その壮絶な半生を描く「影姫」の2篇。愛を求めつつも、心に棲む魔物が牙を剥く。恐怖が連鎖するストーリー。

ゾク こわい本2 奇跡

5月23日 発売
価格:1,100円
□「ゾク こわい本2 奇跡」のページ

【「ゾク こわい本2 奇跡」あらすじ】

山へ行ったきり戻ってこない夫の帰りを待ち続ける妻。お互いを信じ仲睦まじい2人の思いが時を経て運命の奇跡を呼ぶ「愛の奇蹟」。

NASAの海王星ミッションに参加する息子は母に本当のことを言えずに家を出た。そして訓練を経て10年後いよいよ宇宙へと旅立ち……究極の愛の形を描いた傑作と誉れ高き「霧の中へ」。

この他、恐怖と笑いの境界を描いたKAZZシリーズなど、親子や家族の愛の苦悩、執着、喜びを描く全13編。

今後の刊行予定(2カ月ごとに2冊同時刊行)

2025年7月:「ゾク こわい本3 恐怖1」「ゾク こわい本4 恐怖2」
2025年9月:「ゾク こわい本5 怪1」「ゾク こわい本6 怪2」
2025年11月:「ゾク こわい本7 学園」「ゾク こわい本8 人の闇/猫目小僧1」
2026年1月:「ゾク こわい本9 森の闇/猫目小僧2」「ゾク こわい本10 心の闇/猫目小僧3」