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第29回手塚治虫文化賞の「マンガ大賞」最終候補作品が2月20日に発表
2025年2月18日 10:24
- 【第29回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」最終候補作品】
- 2月20日 発表
朝日新聞社が主催する第29回手塚治虫文化賞の「マンガ大賞」最終候補作品が、2月20日付の朝日新聞朝刊、デジタル版、プレスリリース等で発表される。
選考対象は2024年に刊行・発表されたマンガ作品となり、最終候補作品は一般、マンガ関係者、書店員からの推薦を参考に、選考委員の投票などで決定する。
なお、受賞作品は、最終選考委員会を経て4月下旬ごろ、新生賞、短編賞、特別賞と共に発表される。ただし、紙面事情などにより発表が遅れる場合がある。
第29回選考委員(敬称略)
秋本治(漫画家)、里中満智子(漫画家)、高橋みなみ(タレント)、中条省平(学習院大学フランス語圏文化学科教授)、トミヤマユキコ(ライター・東北芸術工科大学芸術学部准教授)、南信長(マンガ解説者)、矢部太郎(芸人・漫画家)の7名、朝日新聞社より坂尻顕吾(執行役員・編集担当)と渡部薫(東京本社文化部長)の2名
手塚治虫文化賞について
日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、手塚プロダクションの協力を得て朝日新聞社が1997年に創設した。マンガ大賞のほか、新生賞、短編賞、特別賞があり、鉄腕アトム像(横山宏氏作)と賞金が贈られる。
◆第1回(1997年)「ドラえもん」 藤子・F・不二雄(小学館)
◆第2回(1998年)「『坊っちゃん』の時代」 関川夏央/谷口ジロー(双葉社)
◆第3回(1999年)「MONSTER」 浦沢直樹(小学館)
◆第4回(2000年)「西遊妖猿伝」 諸星大二郎(潮出版社)
◆第5回(2001年)「陰陽師」 岡野玲子 原作:夢枕獏(白泉社)
◆第6回(2002年)「バガボンド」 井上雄彦 原作:吉川英治「宮本武蔵」 (講談社)
◆第7回(2003年)「黄色い本 ジャック・チボーという名の友人」 高野文子(講談社)
◆第8回(2004年)「ヘルタースケルター」 岡崎京子(祥伝社)
◆第9回(2005年)「PLUTO(プルートウ)」 浦沢直樹/手塚治虫
プロデュース:長崎尚志 監修:手塚眞 協力:手塚プロダクション (小学館)
◆第10回(2006年)「失踪日記」 吾妻ひでお(イースト・プレス)
◆第11回(2007年)「舞姫 テレプシコーラ」 山岸凉子(メディアファクトリー)
◆第12回(2008年)「もやしもん」 石川雅之(講談社)
◆第13回(2009年)「大奥」 よしながふみ(白泉社)
「劇画漂流」 辰巳ヨシヒロ(青林工藝舎)
◆第14回(2010年)「へうげもの」 山田芳裕(講談社)
◆第15回(2011年)「JIN-仁-」 村上もとか(集英社)
「竹光侍」 松本大洋 作:永福一成(小学館)
◆第16回(2012年)「ヒストリエ」 岩明均(講談社)
◆第17回(2013年)「キングダム」 原泰久(集英社)
◆第18回(2014年)「3月のライオン」 羽海野チカ(白泉社)
◆第19回(2015年)「逢沢りく」 ほしよりこ(文藝春秋)
◆第20回(2016年)「鼻紙写楽」 一ノ関圭(小学館)
「よつばと!」 あずまきよひこ (KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)
◆第21回(2017年)「花に染む」 くらもちふさこ(集英社)
◆第22回(2018年)「ゴールデンカムイ」 野田サトル(集英社)
◆第23回(2019年)「その女、ジルバ」 有間しのぶ(小学館)
◆第24回(2020年)「ニュクスの角灯」 高浜寛(リイド社)
◆第25回(2021年)「ランド」 山下和美(講談社)
◆第26回(2022年)「チ。-地球の運動について-」 魚豊(小学館)
◆第27回(2023年)「ゆりあ先生の赤い糸」 入江喜和(講談社)
◆第28回(2024年)「プリニウス」 ヤマザキマリ とり・みき(新潮社)
※敬称略
(C)手塚プロダクション