特別企画
伝説の峠バトルマンガ「頭文字D 30th Anniversary 2days」開催記念イベント!現地ではハチロクの展示も
アンガールズ・田中さんの「頭文字D」愛も炸裂
2025年8月6日 20:32
- 8月6日 開催
富士スピードウェイは8月6日、9月に開催予定のスペシャルイベント「頭文字D 30th Anniversary 2days」開催記念イベントを東京都渋谷区の代官山 T-SITE 3号館 SHARE LOUNGEにて実施した。
イベントでは、富士スピードウェイ プロジェクト統括部長の尾崎重昭氏、AUTOBACS SUPER GTシリーズレーシングドライバーの平手晃平選手、そして自他共に認める「頭文字D」大ファンという、お笑い芸人のアンガールズ田中さんが登壇。尾崎氏は9月に開催されるイベントの解説を行なったほか、「志願したわけではなく遊びに来た」という平手選手は「頭文字D」に出会ったきっかけなどを語った。
また、アンガールズ田中さんは「頭文字D」のお気に入りシーンや推しキャラを始めとした原作マンガの魅力について語ったり、マンガのセリフ部分に何が書かれていたかを回答する5問のクイズに挑戦。ファンとしての熱さを見せつけた。
会場には「頭文字D」の主人公である藤原拓海が乗るトヨタ スプリンタートレノ AE86(ハチロク)も一般展示されており、自由に見て回ることもできた。ここでは、それらイベントの内容とともに、”ハチロク”の写真をお届けする。
「頭文字D Anniversary 2days」で”イニD”の世界観にどっぷり!
今回のイベントは、累計発行部数5,600万部を突破した大ヒット漫画「頭文字D」の連載開始30周年を記念して、9月の13日と14日の両日に富士スピードウェイで開かれるスペシャルイベント「頭文字D Anniversary 2days」の開催を記念して行なわれたもの。今日のイベントでは最初に尾崎氏が登壇し、9月に開催されるスペシャルイベントの解説を行なった。
「頭文字D Anniversary 2days」は「伝説を、体感せよ。」のイベントキャッチコピー通り、マンガのシーンを再現した展示やサーキットを存分に活かしたドリフトパフォーマンス、さらに地下通路を活用した「頭文字D画廊」などが楽しめる。
また、限定グッズや特設グルメエリアなど、キャラクターとコラボしたコンテンツも用意され、ここでしか味わえない、記憶に残る「頭文字D」の限定コンテンツが楽しめるという。さらにステージイベントにはDave RodgersやDJ SHU、DJ MOTSUの出演が決定しており、ユーロビートで「頭文字D」の世界観が満喫できるようになっている。
当日はイベントを盛りあげるためレーシングドライバーも来場するのだが、そのうちのひとりである平手晃平選手が本日のイベントに駆けつけた。2002年に4輪デビューしたという平手選手は、高校生の時に本屋さんに寄り、GT-Rが出ている漫画が読みたいということから「頭文字D」に出会ったのだという。
「頭文字D Anniversary 2days」では車両コンテンツとして“頭文字P”という、作品に登場する車両限定の駐車場が設置される予定。こちらに参加するための限定チケットは既に完売してしまったものの、一般入場チケットはまだ販売中となっている。
「ちゃんとした理論の元で勝ったのを見て楽しむ」。生粋の「頭文字D」ファン田中さんがセリフクイズに挑戦
ここからはトークセッションとなり、ゲストとして登壇したのは、お笑い芸人のアンガールズ田中さん。自他共に認める「頭文字D」の大ファンだという田中さんは、本作にハマった理由を「勝ち負けの理論をちゃんと物理的に説明してくれているので、それを考えながら読めたこと」だと分析。勝負の分かれ目がハッキリとわかるのが読んでいて爽快だったとして、「不思議な力で勝つのはイヤで、ちゃんとした理論の元で勝ったのを見て楽しむ」と、理系出身らしい目線で語る。また、「自分が『頭文字D』の世界に入ったら?」という質問には、「須藤京一のランエボに乗って、いろは坂を走っている想像ができます」と渋い回答をしていた。
この後、田中さんには”「頭文字D」に登場するセリフの一部を空白にして、そこに何が入るのかを答える”というクイズが出題された。問題は全部で5問だったが、残念ながら3問目を若干ミスしてしまい、結果として4問正解の“赤城最速級”の称号を手に入れてトークセッションは終了となった。
会場にはあの”ハチロク”が!撮り下ろしの写真でご紹介
イベントの開催に合わせ、本日8月6日には会場でハチロクの車両とパネル展示、チケットの抽選会が行なわれていた。展示は本日のみということなので、折角の機会に押さえてきた”ハチロク”の写真を様々な角度からご紹介したい。
(C)しげの秀一/講談社