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四谷シモーヌ氏のBL「俺はお前の天使になりたい」と「天使を追いかけて」電子書籍版が本日発売

【俺はお前の天使になりたい】
【天使を追いかけて】
11月25日発売
各1,000円

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 ワニブックスは、四谷シモーヌ氏の初小説「俺はお前の天使になりたい」と「天使を追いかけて」電子書籍版を11月25日に発売する。価格は各1,000円。

 90年代に「女の子のための NEW ROMANTIC STORIES!!」をキャッチコピーに刊行された「キララノベルス」が平成レトロブームの令和に復活。

 BL界のレジェンド四谷シモーヌ氏の作品を皮切りに、今後5カ月連続リリースが予定されている。

「俺はお前の天使になりたい」

【あらすじ】

幼い頃に両親を亡くした巽は、父の親友の息子、貢と兄弟のようにして育つ。巽は「居候」の負い目から、貢を
好きだという気持ちをずっと隠していたのだが…。

「貢、俺が側にいてやるよ。だから、泣くな!」
俺が、お前のこと、守ってやるから――――――。
その時、腕の中のマシュマロが、シュークリームのように嬉しそうな声で囁いた。
「巽くん、じゃあ、今日からきみは僕の天使ですね……」

(イラスト:不破慎理)

「天使を追いかけて」

【あらすじ】

子供の頃から F1 レーサーに憧れていた森下駆は、19 歳になった今、その夢とひきかえにチームのオーナーの恋
人となる。ビジネスだけの関係のはずが、いつしか駆は彼に恋をしてしまう。華麗でドラマチックな物語。

一瞬、駆はそれに見惚れた。
それまでの冷たさを消し、一瞬にして甘く優しい雰囲気を纏った彼の端正な顔を、ただ息を呑んで見つめた。
だが、その優美な曲線を描く唇で、天野は彼にこう言った。
「結構、うちのマシンのシートに乗せてあげてもいい。……ただし、ベッドの中で僕を後悔させなければ」

(イラスト:本仁 戻)