「トモダチゲーム」が10年の連載に幕。「別冊少年マガジン 9月号」は本日発売！

完結おめでとうございます！ 友一はさまざまな表現が求められる人物で、毎週汗を書きながらアフレコに臨んでいたのを今でも鮮明に思い出せます。

「トモダチゲーム」に出会えたこと、そして片切友一を演じられたことは僕の宝物です。

ーー佐藤先生は友一の表裏あるキャラクター造形をどのようにビジュアルに落とし込んでいったんですか？
佐藤氏）友一については基本的には頂いたネームの絵を基にして描いてます。ただ実は最近になって山口先生が最初想定していた友一が白髪だったことを知って驚きました（笑）。
山口氏）最初に僕が見本として描いたキャラビジュアルがあるんですが、そこでは友一が白髪だったんです（笑）。学生服で人物の衣装を揃えた時にキャラの描き分けが厳しいなと思って、主人公は白髪の方がバランスがいいだろうと。
佐藤氏）白髪にしていたら実写化はきつかったかも（笑）。

昔々の大泥棒、アリババが愛用した「108つの泥棒道具」。その一つ一つは、理を越えた力を持ち、今や現代最高の宝となった。108つ全てを手にすれば“世界を盗める”とも言われる秘宝を追い求め、世界中の泥棒たちが火花を散らす中、そのロマンに魅せられた少年カイトもまた旅に出ることに！ 新感覚“泥棒”バトルファンタジー開幕!!

紀元前387年――古代ギリシアの軍事国家・スパルタ。奴隷の少年・イアソンは、ある日、支配階級「スパルタ市民」を殺害してしまう。自身に眠る残虐性に気づいたイアソンは、支配階級の頂点「エフォロス」を目指すべく、戦士教育という名の生き地獄に身を投じていく――。人類史上“最凶最悪の国家”で繰り広げられる、血で血を洗う下克上ダークヒーロー譚!!