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「サンキューピッチ 3アウトPOPUP」本日オープン!「阿川先生のボンボコドスドスシール」が頭から離れない

【サンキューピッチ 3アウトPOPUP】
6月5日開催
入場料:600円(※未就学児無料)
”入部テスト”というコンセプトであるため、ビジュアルは挑発的な表情で描き下ろされている

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 渋谷PARCO B1F「GALLERY X BY PARCO」にて、住吉九氏によるマンガ「サンキューピッチ」のポップアップショップ「サンキューピッチ 3アウトPOPUP」が6月5日より22日にかけて開催される。入場料は600円で、未就学児は無料。

 「サンキューピッチ 3アウトPOPUP」は少年ジャンプ+にて連載中の同作をモチーフとした体験型のポップアップショップ。「阿川先生のボンボコドスドスシール」を筆頭に、鋭くエッジの効いたグッズの数々が販売されるほか、桐山の投球フォームを真似する「桐山の足上げチャレンジ!」など、「ハマソウ野球部への入部テストに挑戦する」というコンセプトに基づいた体験コンテンツなどが展開される。

 会場はそこまで広大な訳ではないが、元々シリアスとギャグの温度差が激しい「サンキューピッチ」の勢いをそのまま切り出したような展示やアイテムは非常に見どころが多く、密度の高い体験が味わえる。今回は開催に先駆けて会場を取材することができたので、その模様をお伝えする。

会場前の通路には轟&真澄などハマソウ以外の高校のキャラクターたちの原作コマがあしらわれている
入場特典は「竹内の号泣お面」。かなりインパクトのある代物だが、なぜ特典がこれなのかは現地でわかる

ハマソウ野球部への入部は超ハード!阿川先生のオクトパスホールドから抜けられない

 会場には体験コンテンツと物販エリアが設置されており、体験コンテンツは「トラウマ克服!? 正ちゃんを探せ!」、「桐山の足上げチャレンジ!」、「タップでギブアップ!許して阿川先生」、そして「瞬き厳禁!広瀬の捨て身キャッチング」。これらはハマソウ野球部への入部テストであるため、テストに失敗すると1アウト。全てのテストに挑戦したうえで最後まで3アウトにならなければ”入部成功”となる。このルールこそが本イベントの「3アウトPOPUP」の名の由来である。

会場入口には小堀のウェルカムメッセージ。ここに体験のルールが記載されている
会場での体験を写真とハッシュタグとともにXで投稿すると、記念色紙が当たるキャンペーンに応募できる
会場入口からの雰囲気

 会場ではコンテンツを一部体験してみたが、率直に言って入部難度はかなり高いものと思われる。入口から順に紹介していくと、まず「桐山の足上げチャレンジ!」は、本作の主人公・桐山不折のダイナミックな投球フォームに倣い、どれだけ足を上げられるかに挑むというもの。評価は高さに応じて上から「魔王」~「無課金」となり、「魔王」ラインまで足を上げられればクリアとなる。「魔王」は垂直に測っても2m近くの高さがあるため、日本人の平均身長からして物理的にクリア不可能な方が大半だと思うが、一方で桐山のバケモノ具合が直感的にわかるコンテンツとなっている。

【桐山の足上げチャレンジ!】
桐山と同じラインまで足を上げられればクリア……だが、「魔王」はあまりに高すぎる
各ラインの名前は相手の能力がRPGのようにイメージで見える、という轟の能力がモチーフ
遠く左上になにかあるが……
あいつだけ違うゲームをしてる!?

 続く「タップでギブアップ!許して阿川先生」はかの有名なワンシーン、阿川先生によるオクトパスホールドを受けられる顔出しパネルとなっており、そこから顔を出しながら横に設置されたボタンをタップするというもの。クリアには3カウント以内に150回以上のタップが必要となるが、ゲームで鍛えた連打に自信のある筆者も103タップが限界だった。”超獣アジャワ”こと阿川先生のホールドは想像以上に固いということだ。なお、会場の阿川先生は録り下ろしの花澤香菜さんボイスでコールしてくれる。これは本イベントに先駆けて公開されたwebアプリ版のゲームと同様のため、まずはこちらでイメージトレーニングを詰んでから会場に赴くというのもいいだろう。ちなみにボイスはゲーム版と本コンテンツで異なるものが使用されているというこだわりようだ。

【タップでギブアップ!許して阿川先生】
阿川先生のホールドをご褒美と感じる方ももしかしたらいるかも知れないが、タップ連打はかなりハード。心してかかってほしい

 最後に控える「瞬き厳禁!広瀬の捨て身キャッチング」は、桐山の豪速球を受け切るキャッチャー・広瀬になぞらえて、桐山が放つボールに書かれた数字を見抜くというチャレンジだ。パネルの前でキャッチャーの姿勢に構えると、目前にはモニターとボタンが設置されており、ボタンを押すと映像がスタート。桐山の手から放たれたボールは何の慈悲もなく本当に速く、真剣に動体視力が求められる。なお、筆者は初見で全く確認することができなかった。各コンテンツは基本ひとり1回までだが、並びがなければ再挑戦も可能となっており、唯一「捨て身キャッチング」はもしかしたら何度かやればクリアできるかもしれないが、それでも難度は高く、ハマソウ野球部の入部はハードルが非常に高い。

【瞬き厳禁!広瀬の捨て身キャッチング】
轟の豪速球をキャッチャー目線で受けるチャレンジ。球はマジで速いので動体視力が求められる

 加えて会場にはテストのひとつであり、会場3箇所に隠された”正ちゃん”を探す「トラウマ克服!? 正ちゃんを探せ!」や、入口付近には「等身大バナー」なども設置されているので、正ちゃんを探しつつ写真を撮りつつ、会場をぐるりと回るのがいいだろう。

会場入口に掲示された「トラウマ克服!? 正ちゃんを探せ!」。会場3箇所に隠れている正ちゃんを探す
桐山を中央として、各キャラクターが並んだバナー。阿川先生はかがんでいるがそれでもデカい

声に出して読みたい日本語「ボンボコドスドスシール」

 会場端には物販コーナーが設けられており、本イベント描き下ろしのイラストや、原作コマを用いた限定グッズの販売が行なわれているほか、様々なアイテムが当たる「伊能くじ」が販売されている。

 グッズは本編のノリをそのままもってきたようなひとクセあるアイテムばかりで、広瀬の「もっと色んな正ちゃんを見せてくれ!!」を元ネタとして、アクスタ等と組み合わせるとすごいことになりそうな「もっと色んなところ見せてくれポーチ」、各キャラクターに名前を変え、原作コマと組み合わせた「もっといろんな〇〇を見せてくれアクリルジオラマ」シリーズ、ネーミングがあまりに強い「阿川先生のボンボコドスドスシール(でっぷり)」、「残ったカレーなら私の隣で寝てるぜ」を体現する「隣で寝かせた風カレー」、畏敬の念も含めた”ヤジ”とキャラクターが描かれた「野次入りアクリルスタンド」などをはじめ、Tシャツやポストカード、トレカなどがラインナップされている。

【グッズコーナー】

 また、「伊能くじ」は本編の伊能カジノがモチーフとなっており、購入するとレジ前に設置されたボックスにてストライクエリアに描かれた0~9の数字がランダムに変わる演出が楽しめ、当たった数字のアイテムが獲得できる。当選確率わずか0.69%の0番は「阿川先生の等身大抱き枕カバー」で、その他アクリルスタンドやコースター、「この夏使えない応援うちわ」などが当たる。

【伊能くじ】

「サンキューピッチ」の世界観を堪能せよ!

 冒頭で書いたように、「サンキューピッチ」はギャグとシリアスの落差が激しく、登場人物もヒトクセある人物ばかりだ。これは住吉九氏の前作「ハイパーインフレーション」も同様だが、それでいて思わず心を動かされるようなアツいストーリーが展開されるというのが本当に魅力的な作品である。

 「サンキューピッチ 3アウトPOPUP」はその勢いをフルスイングで活かしたポップアップショップであり、中では思わずニヤニヤしっぱなしだった。ファンは是非会場を訪れ、この世界観に浸ってみてほしい。